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この「Global Nurse Community」では世界で活躍する看護師の声を紹介します。 今回は日本とニュージーランドで看護師として活躍されている看護師にインタビューしました。

ニュージーランドで看護師として働きたい理由:

 NZの方が全体的に雇用者の権利が守られており、
看護師が長く、健康的に働きやすい環境であると感じます。

 理由 @
大学病院など第一線でも、
プライベートと仕事をきちんと分け 無理なく働くことができる

第一線で働きたいと思った時に、日本では残業多く、休日に勉強会のため出勤。また、準夜勤で夜中の一時に仕事が終わったにもかかわらず、その次の日1日のみが休日で翌日の朝8時前には出勤しているということが日常。その為、病棟勤務の看護師は激務にも耐えられる20代の若い看護師(経験を積むまでの辛抱と思い)が中心で、だいたい3〜5年経験を積んで、奨学金を返し終わると大学病院を辞め、クリニックや実家近くの病院、海外へ留学など、それぞれ思い思いの道へ進む。結果的に病院では経験のある看護師が慢性的に不足し、労働環境は良くならず、結婚→子育てもしながら、キャリアも続けていきたいという30代の看護師にはプレッシャーが大きくなる。
NZでは残業がほとんどなく、また契約の範囲内なら基本的に個人の休みたいときに休日を組むことができる。シフト制だが基本的に2連休や週末休みなどが均等に与えられる。また、有給も与えられただけ使うのが義務化されており、使う期間もクリスマス休暇など人気のある休暇以外は基本的に個人の使いたい期間で使うことができる。日本のように雇用主の都合(人員不足)で有給が使えなかったり、また個人の希望していないところで有給が使われたり(人員が多い時に有給消化のため)することがない。
日本では、休日の看護師もミーティングや勉強会に(無給で)出席することが当たり前だが、NZでは休日に職場に行かなければいけないことが無い。もし、あったとしても15分単位で給料発生する。
 理由 A
看護師の卒後教育への待遇が手厚い

NZでは看護師のMaster’s Degreeをとる事をNursing Councilのような国の機関が推進しているので、働きながら勉強をする看護師には学費がほぼ免除(要審査)になったり講義の日は優先的に仕事を調整してくれるなど、サポートがしっかりしている。
 理由 B
勤務がフレキシブルで週5日の勤務時間にとらわれない

NZでは契約の範囲内で、勤務が週何日からでも選ぶことができる。看護師の給与が比較的良いので、週5日働かずともある程度余裕のある生活ができる。その為、公立病院で週5日働く看護師は全体の半分いない位で、週4日勤務を選ぶ看護師も多い。また、小さな子供がいる看護師は夜勤のみを週2回だけするなど、家庭を重視した働き方も選ぶ人も多い。また、子供が病気になった際も、病棟のculture的に勤務の交代が容易、もし交代できるスタッフがいなかったとしても、nurse bankのような病院内の部署や外部からのエージェントから看護師のヘルプを要求するのが容易なので、休まなくてはならなくなっても罪悪感が少なく、無理なくキャリアと子育てが両立できる。

給与、休暇、キャリアアップの勉強面でのサポートなどいろいろと理由は挙げさせていただきましたが、それ自体ではなく、それぞれ雇用者(雇用主側ではなく)に選択肢があり、個人が選んだように働いていけるという事自体が魅力なのだと思いました。

【略歴】
日本・ニュージーランド・オーストラリア看護師国家資格取得。大学付属看護専門学校卒業後、一般病棟での勤務を経て、オーストラリア・ニュージーランドのワーキングホリデープログラムに参加。その後、ニュージーランドで老人施設にてナースアシスタントとして働きながら看護師資格を取得。取得後は、看護師として9年間勤務し、日本への一時帰国後、再びニュージーランドで働くことを決断。