トップ 修了証書取得プログラム 分野別テスト TOPECとは お問い合わせ
TOPEC / 過去の講座一覧 / 国際法務実務者のための「米国判例から学ぶ英米法」講座 TOPEC 国際法務英語コース修了証書取得プログラム

スケジュール

※セッション1(9月20日(土)1〜3回目、9月27日(土)4〜5回目)
   セッション2:11月15日(土)1〜3回目、11月29日(土)4〜5回目は終了しました

受講生の声>>

お薦めの方

英文・国際契約の担当者、国際法務担当者、米国法・司法制度を理解した方、国際ビジネスに従事している方など
※企業研修としてご活用ください。

講座のねらい

日本の法制度の下では、契約(法)を始めとする各法分野を理解する作業は、「法令」の確認から始めます。
他方、米国においては、原則として、それぞれの法規範の把握・理解の出発点を、「判例」に求めます。
本講座で取り上げます「契約成立」(formation of contracts)に関する諸法理は、契約法上、極めて重要であり、これを満たさなければ契約そのものが無効とされてしまいます。 しかし何が「有効」(valid)な契約成立に必要なのかについては、「判例」から見出していかなければなりません。
言い換えれば、海外の企業とアメリカ法に基づいた契約書を一つ作るにしても、「判例が読めないと始まらない」ということなのです。
この講座では、契約の成立に関わる実際の判例を読むことを通じて、次のことが習得できます。

●英米契約の根幹となる、有効な「契約成立」のための基本的諸法理を理解できる
●法律に特有な英単語と、実際の使い方・用法を理解できる
●英文判例を読むための基礎知識を学べる

プログラム

※セッション1と2は同内容です。

時間

授業内容

1回目

13:00-14:30

・判例を読むために必要な知識と理解
−裁判制度(連邦・州)
−民事訴訟法や証拠法上の基本的法律用語や基本的概念

・「契約成立」(formation of contracts)に関する基礎知識
教科書: 「体系アメリカ契約法〜英文契約の理論と法務〜」(中央大学出版部)

判例:「In re Zappos.com, Inc.」893 F.Supp.2d 1058 (D. Nevada 2012) 
「申込」(offer)と「承諾」(acceptance)の意思表示や、契約が「約束」(すなわち「commitment」―自らを縛る声明)になっていなければ「偽りの契約」(illusory contracts)と解釈されて無効になる法理等を学びます。

2回目

14:40-16:10

・有料データベースで判例を調べる
−有料データベースの概要、使い方の説明
−判例検索方法の説明
−制定法の検索方法、および論文や文献・リステイトメント等の検索方法

判例:引き続き「In re Zappos.com, Inc.」

3回目

16:20-17:50

・「偽りの契約」(illusory contracts)に関する判例を読む

判例:「Harris v. Blockbuster Inc.」622 F.Supp.2d 396 (N.D. Tex. 2009)
ウエブサイト上の契約の仲裁条項が、「偽りの契約」ゆえに強制不可能と解釈された代表判例を学びます。

4回目

13:00-14:30

・「一般条項」(general terms & conditions)に関する判例を読む

判例:「Diverse Elements, Inc. v. Ecommerce, Inc.」2014 WL 1100624 (S.D. Fla.)
「偽りの契約」法理に関連して、「法廷地選択条項―forum selection」の有効性や「分離条項―severability」の効果を扱った判例を学びます

5回目

14:40-16:10

・「約因」(consideration)に関する判例を読む

判例:「Access Organics, Inc.対Hernandez」175 P.3d 899 (Mont. 2008)
競合避止義務に関する契約が、約因を欠くために無効と判断された判例を通じて、約因法理を正しく理解するために必要な、「post consideration」(過去の約因)について学びます。

教科書
「体系アメリカ契約法〜英文契約の理論と法務〜」(中央大学出版部)
副教材:米国判例、他 

講 師

平野 晋氏
    中央大学教授(総合政策学部)
    米国弁護士(NY州)・博士(総合政策)


前職:
劾TTドコモ法務室長
MORGAN, LEWIS & BOCKIUS法律事務所(ロサンゼルス事務所)研修生

【学歴・研究歴】
中央大学法学部法律学科卒業、
コーネル大学(法科)大学院 (Cornell Law School)修士課程修了(LL.M.)
コーネル大学(法科)大学院(Cornell Law School)法務研究科特別研究生
(コーネル国際ロージャーナル誌編集員)
同大学院客員研究員(Visiting Scholar)

受講料

38,000円(税込) 使用教材代別途必要
教科書代:「体系アメリカ契約法〜英文契約の理論と法務〜(中央大学出版部)」7,020円(税込)。
※使用教科書をご持参の場合には受講料のみのお支払となります。
※教科書及び1回目の副教材の米国判例は、受講料・教科書代のお手続き完了後より配布します。

開催場所

ILC国際語学センター

主催 特定非営利活動法人プロフェッショナルイングリッシュコミュニケーション協会
協賛 ILC国際語学センター
後援 ウエストロー・ジャパン株式会社

TOPECのニーズをご紹介